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2012.09.07 (Fri)

園内研修 「保育者の地平」⑥

保育者の地平の感想です。
これで、最後になります。

心に残った言葉
・子どもの行動を行動として見るのではなく、
 表現としてみること。

・子どもの気持ちは毎日違う、変わるということで、
 継続的に見て判断し関わることも大事だが、
 一日一日新たな気持ちで関わる姿勢も大事だなと思った。

・保育がなかなかうまくいかないこともあるが、
 子どもの自己表現に手を貸すことによって、
 自分自身の心の底の要求は何であるか考え直し、
 子どもと自分に共通の人間としての真の要求に目をとめることができる。

・子どもと付き合う時には、
 大人側の功利的な目的意識を棚上げにして、
 子どもがしていることにあるがままにふれることが必要。

・全体の状況を優先させすぎると見回る保育になり、
 一人の子どもにのめりこむと関係が他の子どもたちに開かれなくなってしまう。
 実際の保育はその中間にある。

以上で、先生たちの感想は終わりになります。
懇談会でもお話しあったと思いますが、
この「保育者の地平」を読んだことによって、
ものすごく勉強になりました。
保育の原点、
人が生きるということの原点、
教育の原点をよく考えさせられた気がします。

2学期が始り一週間経ちましたが、
子どもたちは元気よく登園してきてくれてます!
長期の休み明けで、ペースがつかめない子もいますが、
勉強したことを生かしながら、2学期、
子どもたちと楽しく元気よく過ごしていきたいと思います!

よろしくお願いいたします!!

kuni☆(*^^)v
21:07  |  研修・研究  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2012.09.07 (Fri)

夏休み研修⑥

さて、
前回は、保育の中で、個性的に育てていくことにこだわらなくてはいけなくなったというお話でした。

今回は、興味深いデータをご紹介いたします。
日本青少年研究所が行った
日米中三か国高校生意識調査での
少し古い2002年の結果ですが、

「私は他の人に劣らず、価値ある人間である」という設問に対して、
 あてはまる、まぁまぁあてはまると答えた割合が、
 米国89.3%  中国96.4% 日本37.6%だそうです。

最近はどうかと調べてみたところ、
「私は価値のある人間だと思う」:日本7.5%、米国57.2%、中国42.2%、韓国20.2%。
「自分を肯定的に評価するほう」:日本6.2%、米国41.2%、中国38.0%、韓国18.9%。
「私は自分に満足している」  :日本3.9%、米国41.6%、中国21.9%、韓国14.9%。
「自分が優秀だと思う」    :日本4.3%、米国58.3%、中国25.7%、韓国10.3%。
というデータが出てきました。
つまり、自己肯定感、自尊感情が日本人は低いということになります。
自分をあまり好きではないと、生きていても楽しくないということになります。

汐見先生は、
先々が見えない社会で生きていくには、
まぁいいじゃん!くらいでないと生きていけない!
日本は過去の歴史の経験から、
「みんな一緒!」できたので、
個性を伸ばしていくことになれていない。
保育や子育ては、
その子らしさを否定しないで、
あんたのあんたらしさとして認めていく!
じゃないと個性は育たない!
とおっしゃっていました。

それにしても、
このデータにはびっくりですよね。
次回は、
また違うデータがあるので、ご紹介いたしますね!

kuni☆(*^^)v
00:21  |  研修・研究  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2012.09.06 (Thu)

園内研修 「保育者の地平」⑤

引き続き感想です。

・子どもの「今」を充実させること

子どもの自発的な瞬間に目を向け、
その瞬間を保育者や大人が一緒に共有することで、
子どもの充実感につながる。
充実感を感じた子どもは開放されて、
また別のことにも前向きに取り組んでいくことができる。
という部分が印象に残りました。
改めて、子どもの自発的な瞬間を見逃さずにキャッチしていきたい、
その瞬間をこころでもからだでも一緒に共有して少しでも多くの充実した「今」をつくっていきたいと思いました。


・「真面目さの反面には、子どもにとって今大切なものを見落とす恐れもまた潜んでいる」

大人の当たり前「こうするべきだ」という思いや、
「こうしてほしい」が、
子どもにとって今大切なものを、
見落としてしまうかもしれないということに、
はっとさせられました。


・子どもの行動は心の表れであること。
子どもの行動をただの行動として捉えるのではなく、
「表現」としてみて、
子どもの心の奥にあるものに目を向けていくことの大切さを、
この本を読んで実感させられました。
子どもたちの行動にはどんな思いがあるのか、
どんな思いの表れなのかを探ろうという気持ちで関わっていけば、
もっともっと見えなかった子どもの思いが見えてくるのだろうと感じ、
この先心がけていきたいと思いました。


これからの保育に活かしたいこと、心がけていきたい!と思うことがたくさん詰まった1冊で、とても勉強になりました。

kuni☆(*^^)v
23:58  |  研修・研究  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2012.09.05 (Wed)

園内研修 「保育者の地平」④

保育者の地平の感想の続きです。

どの章を読んでも、発見や驚き、学びが多い本で
夏休みの課題で読む事が出来て本当に良かったです。

何より学んだのは、津守さんの子どもを捉える視点、考え方に多く刺激を受けました。
不思議な行動、困った行動をする子どもに対し、
行動を怒るのではなく、どうしてもその子がそうせざるを得なかったという表現として捉え
子どもの本当の思いに寄り添おうと、
保育をなさっている事例がたくさん載っていました。

一学期の自分の保育を振り返ったところ、
自分では子どもに寄り添って対応していたつもりだったけれど、
本当の子どもの思いに気づけていなかったかもしれないと思ったり、
自分の都合で注意したこともあったのではないかと反省しました。

子どもは大人を困らせようという考えは持っていない。
そういうことでしか気持ちを表現出来なかったという津守さんの考え方を読み、
本当はどういう思いがこの子にあったのだろうという視点が生まれてきました。
子どもの気持ちにまた一歩近づける様な気がして嬉しくなりました。

そんな中始まった二学期、なかなかお部屋に入れなかった子どもがいました。
どうしてもそういう行動をしなくてはいられない理由があるのだと考え、
嫌なら外にいようと提案しました。
部屋に入れようとは考えず、それなら仕方ないと思って、
覚悟を決めて付き合うと、いつの間にか自分から部屋に入り遊び始めたのです。
何故その子がそういう行動をしたのか不思議で魔法のようでした。

子どもは大人の思いを敏感に感じている存在なのですね。
何とかして入れようと思えば思うほど、
その思いが伝わっているのだと認識しました。

怒らないという訳ではありません。
わがままを全部聞くという訳でもありません。
注意しなくてはならないこともあります。
でも、そういう困った行為が起こった時に、子どもかそうせざるを得なかったと思うと、
言葉のかけたかたや、対応も少しは変わっていくのではないかと思いました。

 本に出会って学んだ事を、二学期の保育に少しでも生かしていき、
子どもたちがより生き生きと園生活を過ごしていけるよう頑張っていきたいと思います!

kuni☆(*^^)v

23:57  |  研修・研究  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  編集  |  Top↑

2012.09.04 (Tue)

夏休み研修⑤

前回は、
学校には何のために行くのか、というお話をしました。
日本では、あまり市民になるという考え方は浸透していませんが、
欧米ではその考え方はあたりまえのようです。

さて、今、
デンマークが住みやすい国ということで注目されてるようです。
ヨーロッパ全体に言えることなのですが、
どんな小さい子どもにも意見を言わせるそうです。
赤ちゃんにも「あなたはどう思うの?」と問いかけるそうですが、
もちろん赤ちゃんは、しゃべることはできません。
そのプロセスが大事なんですね。

こうしなさい!などと自分の思いや考えを無視されるということは、
人間の尊厳を奪われることだそうです。
自分の尊厳を奪われると、それ(尊厳を奪うこと)を相手にしてもいいんだ!なってしまう。
子どもの気持ちを読み取れる力を持つことがとても大事とおっしゃっていました。

欧米では、
「自分の意見を持って、他者と議論をし、最善のことを決められるために個性を大事にする」という考えのようです。

日本は、個性、尊厳が大事にされてこなかった歴史的背景の結果、現代は、保育の中で個性的に育てていくことにこだわらないといけなくなったそうです。

今日はここまで。

kuni☆(*^^)v
23:59  |  研修・研究  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)  |  編集  |  Top↑
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